せっかくJリーグ試合の観戦チケットを購入したのに、当日は雨天。
試合観戦どうしようと悩むことはあると思いますが、
せっかくチケットを入手したのであれば無駄にはしたくないですよね。
雨天が予想される試合のチケット購入のタイミングや、雨天時の観戦時の服装や準備しておいたほうが良いものについて解説していきます。
目次
試合が延期になる場合
ここ数年は新型コロナウイルスの影響で試合の延期は頻繁に起きていますが、 平常時はJリーグのリーグ戦やカップ戦は基本的にはよほどのことでない限り中止になりません。 どうしようもできないので、平常時に早く戻ることを願うばかりです。 過去に起きている試合の延期の要因としては下記のものがあげられます。
エントリー下限人数を満たせない場合
選手の病気やケガなどにより、試合のエントリー人数を満たせない場合は試合延期になります。 エントリー下限人数は13人となっており、どちらかのクラブのエントリー人数が12人以下の場合は延期が決定します。 2022年シーズンでは、ケガや新型コロナウイルス陽性や濃厚接触者認定などによりエントリーできないという事態も多く発生し、延期になった試合も数多くあります。 裏を返せば、選手を13人エントリーができれば試合開催されます。 本来であればスタメン11人、ベンチ7人の18人がエントリーされますが、 13人となると、ベンチに2人しか控え選手がいないことになります。 それでも試合開催されると考えると、実際はかなりクラブとしては厳しいですね。 2022年7月30日に開催された川崎フロンターレVS浦和レッズの試合では、コロナウイルスなどによりフロンターレのベンチ5人のみが登録となりましたが、そのうち3人がゴールキーパーとなり控えのフィールドプレイヤーが2人のみでの試合となりチーム状況の厳しさが話題となりました。 フロンターレの試合以外でも、18人のエントリーに満たない試合は2022年シーズンでは少なくないことから、かなり特殊なシーズンになっていることは間違いないです。
荒天により開催できない場合
荒天では延期や中止になるようなことはあるものの、小雨程度の雨はもちろんそれなりに激しい雨でも試合は開催され、試合中に雨脚が強まった程度では試合は続行されます。 では、開催できないほどの荒天とはどの程度かについて整理したものを紹介していきます。
台風など暴風・暴雨となる場合
多少の雨、多少の風の中ではゲームは開催されますが、 台風級の暴風雨や豪雨の中ではゲームにならないような強さの場合は試合開催が見送られることがあります。 厳密に風速何メートルや雨量何ミリなどの定義はなく、現地の天候やピッチの状況により試合開催が判断されます。 荒天による試合開催の延期に共通するものですが、選手や観客など試合にかかわる方々の安全を考慮したうえでの判断になります。 また、ピッチが使用できても対戦相手のクラブのホームタウンが台風の被害にあって飛行機が飛ばない等により選手が安全に移動できない場合などについても試合は延期されます。
雷雨の場合
上記でふれたとおり、多少の雨ではゲームは延期・中断されませんが、雷雨の場合は別です。 こちらも、安全を考慮したうえでゲームは行われません。 延期はもちろんですが、場合によっては雷雲が通過するまで開催時間を遅らせたり、一時中断したりの判断がされます。
ピッチが使用できない状態の場合
天気がある程度回復していても、直前までの台風や豪雨などでピッチにすぐに復旧できない水たまりなどができてしまった場合は試合が延期される場合があります。
延期になった時の対応
試合延期の場合はチケットの払い戻しが行われます。 主催クラブのよっての払い戻し方法や購入したチケットがQRチケットか紙チケットかによっても違いはありますが、クラブやJリーグの案内に従って払い戻しを行うことになります。 試合については、代替日程で改めて開催されますが、代替日程が決まり次第、改めてチケットを購入する必要があります。
雨天時の服装
スタジアム内の座席では傘をさすことはできませんが、雨天時は行きと帰りは傘は必須なので忘れずに持っていきましょう。 それと、雨天時に忘れてはいけないものとしては、レインコートやポンチョなど着る雨天対策が必要となります。 服装以外にも、リュックサックやバッグなどの荷物を守るためにビニール袋など撥水性のある袋を用意しておきましょう。
屋根のあるスタジアム・座席
試合観戦は雨に濡れないほうが良いに越したことはありませんよね。 一番の対策としては、スタジアムに屋根があるのであれば、屋根のある座席をとることです。 Jリーグ基準としては観客席の3分の1が屋根に覆われていることをスタジアムの基準としていますが、現実的には、ほぼ座席全面が屋根に覆われているスタジアムもありますが、メインスタンド全体はおろか、メインスタンドの一部しか屋根に覆われていないスタジアムも多くJリーグクラブの本拠地として存在しています。 雨に濡れたくない場合は、1に試合当日の天気予報を事前に確認しておくこと、2に天気の応じて屋根のある座席をとること、3に着る雨天対策をとることといえます。