アウェイサポーターがクラブ収益に貢献できること

サポーター個人がクラブに貢献できることといえば、

スタジアムに駆けつけてチャントを歌うことやクラブ公式グッズを購入することなどがあります。

その中でもクラブ収益に直結する貢献内容としては、

年間パスやホームスタジアムでの観戦チケットの購入、物販などでクラブにお金を落とすことが1つといえます。

今回は、ホームスタジアムになかなか通えないサポーターをターゲットとして

どのようにクラブ収益に貢献できるのかに絞って解説していきます。

アウェサポの貢献が難しいこと

スポンサー

クラブの収入といえば、スタジアム観戦や物販と思われがちですが、

基本的にはカテゴリに関係なく、どこのクラブもスポンサー収入が一番の収益になっていることがほとんどです。

海外クラブはその傾向が顕著で、例えばフランスのPSG(パリサンジェルマン)などは中東の企業が出資しており、その豊富な資金力から多くの世界的に有名な選手を擁していることで有名です。

そのような豊富な資金の出どころとなるスポンサー収入の多くは、

基本的には企業となってくるので、個人のサポーターがスポンサーとなることは通常ではありません。

ただし、一部クラブでは例外として少額でも個人スポンサーとなることができます。

少し昔の話ですが、過去には中田英寿(湘南ベルマーレ)やプリンセス天功(ヴァンフォーレ甲府)などが

Jリーグクラブの個人スポンサーとなったことがありました。

ホームスタジアムでの観戦

クラブにとってスポンサー収入の次に収益になるのが、入場料収入になります。

厳密には、Jリーグ分配金というものが各クラブに配分され、

クラブによって入場料収入より多い場合と少ない場合があるため、2番目の収益の柱とは断言できませんが、

個人サポーターが一番クラブに金銭面で貢献できるものが入場料収入になります。

入場料収入は、試合ごとの観戦チケットの売り上げや年間パスポートの売り上げなどがあります。

アウェイの試合に参戦しても、収益になるのはホーム側のクラブ、施設管理者およびJリーグなので自身が応援しているクラブにはお金は落ちません。

そのような面を考慮しても、ホームゲームになかなかいけないアウェイサポーターは式面での貢献は難しくなります。

観戦チケット

ホームスタジアムでクラブの試合を観戦することで、チケットの売り上げの一部がクラブの収益となります。

アウェイサポーターとして他クラブのスタジアムで観戦した場合は、

相手クラブ側の収益になります。

リーグ戦でも、カップ戦でもホームスタジアムでクラブの試合が観戦されれば

売り上げに応じて収益となるので、わかりやすい貢献の方法といえます。

ただし、ホームスタジアムを使用していてもクラブとは関係のない試合(高校サッカーや日本代表戦など)であれば、

クラブの収益とはなりません。

遠方在住などでなかなかホームスタジアムに通えないアウェサポが貢献しづらい理由としては、

ホームスタジアムでの試合観戦がなかなかできないからということが理由となります。

もちろん、年1回でもホームスタジアムで観戦すれば、売上貢献したということになります。

そして、遠方でも構わずホームゲームに駆けつけるようなタフなサポーターが少なからずいることも事実です。

シーズンシート/ハーフシーズンシート

シーズンシートはクラブによっては、年間チケットや年間パスポート、年間シートなどとも呼ばれるように、

ホームスタジアムで開催される、リーグ戦のチケット1席分を1年分丸々購入するといったチケットです。

1年分といっても、数試合分は割引されているので、

毎試合や年間の多くのホームゲームを観戦するのであれば、シーズンシートの購入がお得です。

クラブとしては、まとまった収益となるのがシーズンシートの特徴です。

また、シーズン後半のみをターゲットとしたハーフシーズンシートというものもあります。

通常の観戦チケット同様、ホームスタジアムへ足を運ぶことが難しいアウェサポは

なかなか縁がないかもしれません。

アウェサポが貢献できること

アウェサポは入場料でクラブに貢献できる機会は限られますが、

それ以外でも、クラブへの貢献することは十分可能です。

どんなことで貢献できるかについて例を紹介していきます。

物販購入

アウェサポがクラブへ貢献できることとして最もわかりやすいものが物販の購入となります。

要は、クラブ公式グッズの購入のことですね。

購入はホームスタジアムや街のグッズショップでも購入可能ですが、

現地に行くことが難しいアウェイサポーターは、

アウェイスタジアムやオンライン公式ショップでのグッズ購入が可能です。

アウェイスタジアムでの物販は商品が限られたり、そもそも出店していなかったりするので

主としてはオンライン公式ショップになります。

タオルマフラーやユニフォーム、フラッグなどの応援グッズや

文房具やキーホルダーなど日常的に使えるものを購入することでクラブのサポートが可能です。

クラブ会員

多くのクラブではクラブ会員制度が導入されています。

クラブ会員は年額で会費を支払ってクラブを応援する仕組みです。基本的にはただ支払うだけではなく、グッズや試合観戦優待などのサービスを受けることができるのも特徴です。

クラブ会員になることもアウェイ中心のサポーターでもサポートできるものの1つですね。

会員の形態はさまざまで、1つのクラブでも高額なものからお手頃なものまで様々なプランが用意されていますので、

ご自身にあったプランで入会するのが良いでしょう。

クラブによってはホームスタジアムへ足を運べない人へ向けた、リモート会員なんてものもあるのでありがたいですね。

高価な会員ほど、サービスが充実している傾向があります。

例えば、サービス内容としては、下記のようなものがあります。
(クラブや会員の種類にもよります。すべてのサービスを受けられるわけではありません。)
  • 非売品オリジナルグッズ
  • 選手サイン入りグッズ
  • スポンサーやホームタウンギフト
  • スポンサー施設利用割引
  • 試合チケット先行購入権利
  • 試合チケット割引購入
  • クラブグッズ先行購入権利
  • スタジアムイベント特別参加権利
  • クラブ会員選手交流イベント
  • クラブ発表会イベント参加
  • 試合日ドリンクプレゼント
  • 試合観戦招待券
  • オンラインショップ割引券

DAZN:Jリーグ年間視聴パス

アウェイサポーターでDAZNで試合観戦をされる方であれば、

DAZNのプランの1つである、Jリーグ年間視聴パスで契約することで

視聴金額の一部がクラブの強化費に充てられるためプランによって貢献できることもあります。

過去の傾向から発売時期はシーズン開始前の1月に設定される傾向が多いように感じます。2023年も1月に発売されていました。

購入はJリーグ公式HPや各クラブのオンラインショップで発売されます。

もちろん、サポートするクラブで登録をしましょう。

注意点としては、数量限定となっているため競争率が高めといったところでしょうか。

実体験から1日持てばよいほうで、1時間かからずに売り切れることも良くあります。(私も悔しい思いをしたことが多々あります・・・)

DAZNのプランについては、過去にまとめているので気になった方はぜひ参照してみてくださいね。

まとめ

サポーターがクラブに貢献できることを振り返ってみます。
  • ホームスタジアムでの試合観戦/年間観戦パスの購入
  • クラブのユニフォームやグッズの購入
  • クラブサポート会員加入
  • DAZN:年間視聴パス(クラブ指定プラン)
今回は現地応援ではなく、金銭面などでクラブに貢献できる内容をまとめてみました。

長くクラブを応援していくには、自身の金銭状況も無理をしない範囲でといったことが何気に重要になってきます。

ホームスタジアムから遠く離れている地にすんでいる私はユニフォームやグッズの貢献が中心で、たまーに行けるときにホームスタジアム観戦に遠征する程度です。

クラブの応援の仕方は人さまざまなスタイルがあってよいと思います。

皆さんも自分のスタイルで楽しいサポーターライフをお過ごしください!