FC今治の本拠スタジアムである、アシックス里山スタジアムについて紹介してきます。
スタジアムの特徴や座席、スタグルから遠方からスタジアムにアクセスを予定している方に向けてアクセスや周辺の観光などについても触れています。
実体験からここが素晴らしいなどの観点で記載していきますので独自目線の紹介となりますがぜひ記事を楽しんでいってください。
目次
スタジアムの概略

スタジアム概要
アシックス里山スタジアムは愛媛県今治市にあるサッカー専用スタジアムです。
FC今治のホームスタジアムで、Jリーグの略称は「アシさと」です。
公的施設ではなく、民設民営のスタジアムとなっています。
基本情報
スタジアム名称 | 今治里山スタジアム |
スタジアム正式名称 | アシックス里山スタジアム |
Jリーグ呼称/通称名称 | アシさと |
ホームクラブ | FC今治 |
所在地 | 愛媛県今治市高橋ふれあいの丘1-3 |
開場年 | 2023年1月 |
スタジアムライセンス | J2 ※将来的に拡張可能性あり |
スタジアム形態 | サッカー専用スタジアム |
収容人数 | 5316人 |
座席構造 | 全スタンド一層式(メインスタンドは2階席あり) |
屋根 | メインスタンドのみ(全席屋根あり) |
主な公共交通手段 | 今治駅から路線バス(帰りは今治駅までシャトルバスあり) |
スタジアム略歴
民設民営のスタジアムとして2023年に完成し、同年のシーズンからホームでの試合に使用されています。
ネーミングライツ契約により2024年よりアシックス里山スタジアムの名称が使用されるようになり、それまでは今治里山スタジアムの名称で運用されていました。
スタジアムの特徴
アシさとは収容人数5000人をわずかに超えるくらいとコンパクトなスタジアムです。そして、とにかくサッカー観戦の臨場感が大切にされているスタジアムで、どのスタンドからもピッチまでの距離が極めて近いです。
特に、バックスタンドとサイドスタンドからは実質的に客席とピッチの間に壁がない(実際は境目となるわずかな段差があります)ので、現地観戦の臨場感というメリットを存分に活かしての観戦が楽しめます。
また、戦国時代の村上水軍を思わせるような海賊船のようなメインスタンドの見た目も特徴的です。一方でバックスタンドやサイドスタンドは自然を使った客席が作られており、人工物感の少ない独自の雰囲気が他のスタジアムでは感じられない体験で観戦を楽しませてくれます。
スタジアムアクセス

車で来場する際はスタジアムの駐車場や提携しているイオンモール今治新都市の駐車場が利用可能です。駐車料金は無料です。
公共交通機関でアクセスする場合、最寄りの今治駅からスタジアムまでの徒歩での移動は厳しいため路線バスでイオンモールまで移動が必要となります。
詳細については別で記事をまとめていますのでこちらを参照してみてください。

座席

スタジアムの各スタンドの座席の特徴について紹介します。
メインスタンド

1層式のメインスタンドは全面が屋根に覆われています。雨天時でも最前列付近以外は濡れずに観戦できるようになっています。
メインスタンドは全席背もたれとカップホルダーが付いているのも座ったまま観戦を楽しむ配慮が感じられます。
料金体系は中央部とサイド部、その中間部で分かれており、また、ピッチに近い1階席と俯瞰して見られる2階席でも別となっています。
バックスタンド


バックスタンドもメインスタンド同様に1層式で、全席背もたれとカップホルダーが設置されています。
一方で屋根はなく、雨天時はレインウェアが必須となります。料金体系も中央部とサイド部で分かれています。
座席のピッチとの高さの差は特に前列ではほとんどなく、選手と同等の高さでの観戦が楽しめます。
サイドスタンド


サイドスタンドはメインスタンドやバックスタンドとは異なり、立ち応援がしやすい座席となっています。具体的には、背もたれやドリンクホルダーがついていません。
また、屋根も全面的についていませんので、雨天時はレインウェアが必須です。
座席はピッチに近く、高さもほとんど変わらないためゴール際の攻防を楽しむには抜群だと言えます。
注意点としては、ピッチが近いため特に中央付近ではシュートされたボールが客席に勢いよく飛んでくることがあることです。
ちなみに試合にもよると思いますが、私が観戦した試合ではビールの売り子さんなどもいて、試合前やハーフタイムなどにスタンド内で販売していました。なかなかJリーグのスタンドで見ないので他スタジアムとの違いを楽しめました。
今治FCのおもてなし

その試合だけなのか、アウェイサポーターだけなのか分かりませんが私が観戦した試合ではビジターゴール裏席の入場時に全員に今治タオルを配っていました。(ビジター席にはおもてなし付きの座席が数十席程度ありますが貰えるものは写真のものとは別です)
こういうおもてなしは嬉しいですね。
ちなみに、ビジターのおもてなし付きチケットというものがあり、通常のチケットよりは若干手出しは必要になりますがお菓子などのお土産を貰うことができます。
スタジアムグルメ



スタグルには愛媛のご当地グルメやキッチンカーなどが並びます。
ご当地グルメでは、鯛めしや鯛のだし巻き卵、鯛だしラーメンを始め、焼豚玉子飯、せんざんき、ソースオムソバ、みかんを使ったドリンクやスイーツなどがありました。
せんざんきは衣のカリカリに特徴のある今治ご当地唐揚げといった感じでしょうか。
ご当地グルメ以外では、定番の焼き鳥やポテト、フランクフルトや焼きそばなども並びます。
周辺観光
観光地の多い愛媛県全体では説明の範囲が広くなりすぎるため、今治市としまなみ海道の観光・グルメについて紹介します。
今治市周辺の観光
主な観光地は以下のところになります。
- 今治城
- 日本100名城の一つ。立派なお堀と整った城郭が特徴的。天守閣からは瀬戸内海が眺められます。
- 来島海峡サービスエリア
- しまなみ海道から四国に入ってすぐにあるサービスエリア。愛媛のお土産やご当地グルメが一通り揃っており、困ったらここに来ればいいという場所。一般道からもアクセスができ、しまなみ海道のモニュメントもあります。
- 来島海峡展望館
- 四国本土の小高い山の上からしまなみ海道眺められるポイント。無料駐車場もあり、売店でお土産も買えます。
- 村上海賊ミュージアム
- 戦国時代の村上水軍や船での戦や海運など歴史を学べる施設。近くの乗船場からは海から島を眺めるクルージングを楽しむことができます。しまなみ海道の大島にあります。
- その他
- 今治といえば今治タオルも有名です。今治市内にはタオル美術館もあり、見学やタオルの購入ができます。
- しまなみ海道から降りられるそれぞれの島にはインターチェンジ近くに道の駅のような施設があります。お土産を買ったり、食事をしたり、したからしまなみ海道を眺めたり写真を撮ったり楽しめます。島ごとのしまなみ海道モニュメントを写真を撮って回るのも思い出に残ります。個人的なおすすめは伯方島で博多の塩ラーメンを食べることです笑。
