【アクセス・紹介】埼玉スタジアム2002(浦和レッドダイアモンズ)

浦和レッドダイアモンズ(浦和レッズ)のホームスタジアムである、埼玉スタジアム2002について解説していきます。

写真はアウェイ自由席から撮影。

スタジアム概要

埼玉スタジアム2002の概要

スタジアム正式名称埼玉スタジアム2002
Jリーグスタジアム呼称埼玉
スタジアム愛称埼スタ、埼玉スタジアムなど
ホームクラブ浦和レッドダイアモンズ
所在地埼玉県さいたま市緑区美園2-1
開場2001年10月
スタジアムライセンスJ1,ACL
スタジアム形態サッカー専用スタジアム
収容人数63,700人程度
最寄り駅浦和美園駅(埼玉高速鉄道)徒歩15分
埼玉スタジアム2002は埼玉県さいたま市緑区にある、Jリーグオリジナル10でもある浦和レッズのホームスタジアムです。

呼称としては埼スタと呼ばれ、Jリーグサポーターだけでなく、日本代表戦をはじめとした国際試合にもたびたび使われており多くの人に親しまれているスタジアムだといえます。

日本最大のサッカー専用スタジアム

サッカー専用スタジアムの中では日本最大なのがこの埼スタです。

J1スタジアム規格では15,000席以上が求められており、多くのスタジアムが15,000席から20,000席程度の収容規模であり、大規模スタジアムというくくりでいえば3,4万席規模であることからも、

埼玉スタジアムが6万席以上の規模を誇るというのは国内では巨大スタジアムと呼ぶのがふさわしいです。

日韓ワールドカップ前に完成した埼スタはこれまで多くの日本代表の試合会場として
使用されてきました。サッカースタジアムを語るうえでは外せない日本を代表するスタジアムですね。

埼玉スタジアムの魅力をさらに語るうえで、他の大規模スタジアムと比較してみます。
スタジアム名収容者数ホームクラブスタジアム形態
埼玉スタジアム200263,700席程度浦和レッドダイアモンズ球技専用スタジアム
日産スタジアム72,000席程度横浜F・マリノス陸上競技との兼用スタジアム
国立競技場67,750席程度陸上競技との兼用スタジアム
Jリーグの試合が開催されるスタジアムには収容者数が埼玉スタジアムよりも多い競技場があります。

日産スタジアムや国立競技場がそれに該当するのですが、

埼玉スタジアムの魅力としては、圧倒的大規模サッカー専用スタジアムでダイナミックな雰囲気の中で試合を観戦できることと、ピッチと観客席の近さを兼ね備えているというところにあります。

日本一サポーターが多いクラブのホームスタジアム

スタジアムの規模もそうですが、日本一サポーターが多いと言われる浦和レッズのホームスタジアムというのも試合観戦するうえでは大きな特徴の一つです。

最大6万人越えのスタジアムが両サポーターで埋まるのも圧巻ですが、相手チームがどこであっても2万人近くのサポーターが集まるのはアウェサポとしてもスタジアムの雰囲気を味わうことができてうれしい限りです。

2023年のACL決勝でレッズサポーターが見せたコレオグラフィは壮大で美しいです。当ブログに画像は載せられませんが、一見の価値ありなのでよかったら画像検索をしてみてください。

アウェイ側での観戦では熱いレッズサポに感服するのと、圧倒的なアウェイ感の中での応援は心が燃え上がります。

メイン・バックスタンドは屋根付き

埼スタのメインスタンド・バックスタンド側には屋根がついているため、
多少の雨が降っても濡れずに観戦が可能です。

ただし、あくまである程度まではという条件が付くので雨天では念のため
レインコートは持参しておくことをお勧めします。

ゴール裏席は屋根がないのでレインコートは必須となります。

アクセス

埼玉高速鉄道:浦和美園駅

埼スタへの最寄り駅にして、オーソドックスなアクセス方法が浦和美園駅を利用するアクセス方法です。

コロナウイルス拡大以前は周辺の各駅からシャトルバスも多く出ていましたが、現状では公共交通機関を用いた数少ないアクセス手段だといえます。

浦和美園駅までのアクセス方法

都内からは直通の東京メトロ南北線を利用して、

埼玉高速鉄道でそのまま浦和美園駅へアクセスする方法と、

武蔵野線で東川口駅で埼玉高速鉄道に乗り換えて浦和美園駅へ向かう方法があります。

埼玉県内からは電車では武蔵野線で東川口駅で乗り換える方法のほぼ一択となります。

浦和美園駅からのアクセス方法

浦和美園駅からスタジアムにアクセスするには、徒歩もしくはシャトルバスでのアクセスが可能です。

駅東口から徒歩では15分程度、シャトルバスでは5分程度でスタジアムにアクセスできます。

印象としては、徒歩でアクセスしている人が多いです。

徒歩の場合、浦和美園駅からは東口から北に向かって線路沿いに進んでいけばほぼ一本道で埼玉スタジアムに到着します。

シャトルバスは往路のみ運行しています。料金は150円程度で、5分程度で浦和美園駅からスタジアムに到着します。

帰りはスタジアムから駅までは基本的には徒歩一択です。

シャトルバス・路線バス:各駅

※説明の前に注意点です。
新型コロナウイルスまん延以降、各駅からのシャトルバスの運行は一部を除いてほとんどが休止されています。

シャトルバス:北越谷駅 ※試合のある土日のみ運行

東武スカイツリーラインの北越谷駅からは埼玉スタジアム直行のシャトルバスの運行をしています。

新型コロナウイルス感染拡大以降、長期間運航を休止していましたが、コロナウイルスが5類に引き下げ以降、土日の試合に限り北越谷駅からシャトルバスの運行が復活しています。

シャトルバス:浦和駅 ※コロナウイルス感染拡大以降休止中

電車で浦和美園駅からのアクセスのほかに、浦和駅からシャトルバスを利用する方法もあります。

埼玉北部や北関東方面からのアクセスではわざわざ武蔵浦和駅や南浦和駅で乗り換えして、さらに武蔵野線で東川口駅でも乗り換えとなると非常に面倒(さらに浦和美園駅から15~20分歩くとなるとなおさら)なので、浦和駅からのシャトルバスも選択肢に入ってきます。

行きは浦和駅東口から、帰りは埼玉スタジアムもしくは浦和美園駅から定期便で浦和駅へのバスが出ています。

片道420円、所要時間は約40分程度です。

シャトルバス:東浦和駅 ※コロナウイルス感染拡大以降休止中

東浦和駅からもシャトルバスが出ています。

乗り換えや浦和美園駅から歩くのが面倒という方にはおすすめです。

駅の出口は一か所なため、そのまま駅から出て乗り場に向かうことができます。

片道320円、所要時間は約25分程度です。

その他駅から路線バスでアクセス

大宮駅、岩槻駅(東武アーバンパークライン)からも路線バスを利用してアクセスは可能です。
※岩槻駅からのシャトルバスはコロナウイルス感染拡大以降休止されています。

ただし、最寄りのバス停から約20分程度歩いてスタジアムに向かう必要があるということとシャトルバスほど運行本数は多くないため、こちらのルートを使用する際はあらかじめバスの時間と下車後のルートを下調べしておきましょう。

路線バスの情報は国際興業バスがまとめていますのでこちらを参照ください。
https://5931bus.com/routebus/soccer/detail/saista2002.html

自家用車:原則的に不可

埼スタには駐車場があるのですが、試合当日は混雑回避のため駐車場は一般開放されません。

周辺に駐車場があることにはあるのですが、止められるかについては不確実なため基本的には自家用車は選択肢に入れないことが無難です。

観戦座席

非常に大きなスタジアムであるため、クラブのホームページを見ても21通りと多くの席種が存在します。

メインスタンドとバックスタンドは二層式になっており、屋根も完備されています。風雨により前列などは濡れることがあるので荒天の場合はレインウェアがあると安心です。

サイドスタンド(ゴール裏席)はホーム側もアウェイ側も一層式で屋根がないため天気が悪い場合はレインウェアを着用して応援しましょう。

当サイトでは、その中でもアウェサポに向けたビジター自由席とビジター指定席に絞って説明します。

ビジター自由席

いわゆるゴール裏席で、広いスタジアムの中でも狭いエリアに詰め込まれている感じはあります。試合にもよりますが、私が観戦した試合ではアウェイ側のサイドスタンドのうち3割程度のエリアに絞られていました。

前列は激熱サポーター、後列は熱いサポーターとどの席でも熱くなる傾向が他スタジアムよりも顕著に出やすい印象。一体感が非常に出やすいです。

また、親切なことにビジター席は浦和美園駅側に入口があり、入退場が楽なのもありがたいです。

ビジター指定席

メリットでいえば、屋根がついているというところと確実に席を抑えられるところ。

専スタであるとはいえ、ピッチまで距離があるため見やすさはある程度ご愛敬なところはありますが、
高い位置から俯瞰して試合を見ることができるという点では大型スタジアムならではの
楽しみ方ができるところもポイントです。

その他の魅力

サッカーの街

浦和の多くの場所でレッズやサッカーを感じることができます。

アウェイ応援に来た際は、せっかくなのでいろいろなサッカーを探してみることも面白いです。

例えば、オフィシャルサポーターズソングの「Keep On Rising」は浦和駅の駅メロになっていたり、埼玉県内のスーパーなどで流れていることもあります。

駅周辺にいるレディア像(レッズのマスコットキャラクター)などを探してみるのも良いかもしれません。

また、浦和美園駅ではキャプテン翼が日本代表のユニフォームを着たステンドグラスを見ることができます。