Jリーグの試合を観戦するには、当然ですが観戦チケットを購入する必要があります。
観戦チケットには大きく2種類あり、スマホアプリでペーパーレスで観戦するQRチケットと、昔ながらのコンビニやチケットショップで発行する紙チケットがあります。
そのなかでも本記事では、リーグ戦やプレーオフなどのJリーグ、天皇杯やルヴァンカップなどのカップ戦でのQRチケット購入方法について解説していきます。
目次
2種類の入場チケット
観戦チケットには大きく分けて2種類のチケットがあります。 簡単に特徴を説明します。
- 紙チケット
- 電話やインターネット、コンビニの端末などから購入できる昔ながらの紙製のチケット。
チケットには半券がついており、入場時に半券を渡して入場する。
- 電話やインターネット、コンビニの端末などから購入できる昔ながらの紙製のチケット。
- QRチケット
- チケットはインターネットで購入し、スマートフォンやタブレットのQRコード(2次元バーコード)を見せて入場する。
QRチケットは何が便利?
QRチケットの便利性の前に、そもそもQRチケットとは何?という方に向けてQRチケットについても説明していきます。
QRチケットとは?
サッカーや野球観戦などのスポーツ観戦に限らず、チケットといえば横長や縦長の紙チケットを思い浮かべる方も多いと思います。 実際にまだまだ紙チケットが主流ですが、近年ではスマホの普及によりQRコードを用いたチケット形式も拡大してきています。 Jリーグも例にもれず、QRコードによるチケットに対応されるようになりました。 紙チケットがなくてもスマホを持っていれば試合観戦できる新たな観戦方法として注目されているのがQRチケットです。 位置付けとしては、紙チケットがアナログチケット、QRチケットがデジタルチケットといった感じです。
QRチケットは何が便利?
QRチケットで便利な点として一番あげられるものとしては、なんと言っても紙を持ち運ぶという煩わしさがないという点だといえます。 それに関連して、スマホを普段から使用している人であれば紙チケットを家などに忘れてくるといった心配がないというところでしょう。 また、地味にうれしいのが紙チケットの発行手数料を取られないということ、紙チケットを店舗に受け取りにいかないで済むといった点です。 紙チケットを店舗に受け取らない場合は、郵送してもらうという手もありますが、そこでも手数料がとられてしまいますね。 購入したチケットの座席変更が1回までできるのもQRチケットの特徴です。
QRチケットの便利な点
- ペーパーレスで紙チケットを持ち運ぶわずらわしさがない
- スマホさえあれば、チケットを家に忘れてくる心配がない
- チケット発行手数料がとられない
- チケット受け取りのために店舗に行かなくてよい
- チケットの座席変更が1回まで可能
- 家族や友達にチケットの譲渡や分配がスマホ1つでできる
QRチケットの不便な点
- スマホやタブレットの電池切れを防ぐ必要がある
- 入場前にQRコードをスマホ画面に表示する準備が必要(Jリーグチケットへのログインが必要)
QRチケット観戦対象試合
リーグ戦の多くの試合はQRチケットに対応しています。 基本的にはリーグ戦やプレーオフ全試合対応しているといえますが、スタジアムや試合によってはQRチケットに対応していない場合もあります。 また、カップ戦についてはQRチケットに対応していない場合もありますので各試合でチケットの購入形態はチェックしておきましょう。 同じスタジアムでも、リーグ戦はQRチケットに対応していても、カップ戦では紙チケットでしか購入できないといった場合も少なからずあります。 QRチケットは、多くの試合に対応しているが、まだ100%対応している状況にないといえます。 反対に、紙チケットはすべての試合に対応しているといえます。
- QRチケットに対応している試合
- リーグ戦(J1、J2、J3) ※ほぼすべての試合
- 昇格(参入)プレーオフ
- 日本代表戦 ※キリンチャレンジカップ等
- QRチケットに対応していない試合
- ルヴァンカップ
- 天皇杯
- 親善試合
QRチケット購入方法
QRチケットを購入する方法は主にClub J.LEAGUEで購入する方法とWebブラウザから購入する方法があります。 どちらも、入口こそアプリとWebブラウザで異なりますが、チケット購入専用の入力フォーム「J.LEAGUE TICKET」(Jリーグチケット)での購入となり、入力画面は共通のものとなっています。 Club J.LEAGUEはチケット購入やスタジアム入場時にチケット画面の表示が容易にできるのでアプリを入れておくことをお勧めします。
Club J.LEAGUEについては過去に記事にしているのでよかったら参考にしてみてください。
初めは悩むことがあるかもしれませんが、 いざやってみるとQRチケットの購入はとても簡単です。 慣れれば紙チケットには戻れなくなるかもしれませんね。 簡単に流れをまとめてみましたので参考にしてみてください。
試合選択
ほぼ同じといっても良いですが、試合選択画面についてはWebブラウザとアプリで若干異なりますので分けて解説します。
試合選択(Webブラウザ:Jリーグ公式HP)
パソコンやタブレット、スマホを使ってWebブラウザからチケット購入する方は、Jリーグ公式HPの上方にある「日程・結果」タブを開きます。 J1からJ3の直近週の試合予定が並んでいるので、対戦カードの右側にある「チケットを買う」からチケット購入画面に進んでください。 次節以降の試合観戦チケットを購入する場合は、「第●●節>」のように書かれているリンクがあるのでクリック(タップ)して、観戦したい節まで移動したうえで、該当の試合の「チケットを買う」を選択してください。 チケット発売前の場合は、「チケットを買う」のボタンがグレーアウトされていますので、その場合は発売されるまで待ってから購入をしましょう。
試合選択(Jリーグ公式アプリ:Club J.LEAGUE)
アプリ(Club J.LEAGUE)からチケット購入する方は、アプリの画面下にある「日程・結果」タブを開いてください。 各リーグやカップ名がアプリ上部に並んでいるので、観戦したいものを選択します。 試合一覧が表示されるので、「チケット」をタップすることで、チケット購入画面に進むことができます。 次節以降の試合観戦チケットを購入する場合は、「第●●節>」のように書かれているリンクがあるのでクリック(タップ)して、観戦したい節まで移動したうえで、該当の試合の「チケット」を選択してください。 チケット発売前の場合は、「チケット」のボタンがグレーアウトされていますので、その場合は発売されるまで待ってから購入をしましょう。
席種選択
ここからはWebブラウザでもアプリでもほぼ共通するのであわせて説明します。 PCで購入する場合はタップと表現している個所については、クリックに読み換えてください。 表示される座席図を見ながら、チケットを購入する席種を選択します。 チケット一覧で、 〇と△は購入可能、×は売り切れ、-は発売前となっています。 購入するチケットが決まったら、下記の手順で購入を勧めます。 1.購入するチケット種別の右にあるプラス(+)をタップする 2.チケットの種類(紙orQRorその他)をタップする この後、指定席のチケットを購入する場合は座席指定画面に移ります。 自由席の場合はチケットの枚数指定をしてそのまま次に進んでください。
座席選択 ※指定席のみ
指定席を購入する場合は、座席の選択画面に移ります。 スタジアムの座席はブロックごとに分かれており、 ①ブロックの選択→②座席の選択 の順で確保する座席を選択します。 複数座席を購入する場合は、この段階で座席を複数選択します。
支払方法選択
席種や座席の選択が済んだら、支払方法の選択に移ります。 ここまではチケットの仮押さえ状態で、支払いが完了するまでは「チケットのお取り置き有効時間」が発生します。 要は、決済完了までの制限時間のようなもので、席種・座席が済んで支払方法選択画面に入ってからおよそ8分以内に支払方法の選択と決済を終わらせないと仮押さえ状態が解除され、試合の選択からやり直さなければならなくなります。 慣れれば特に問題にならない時間ではありますが、初めて購入する場合は思っている以上に時間が短くかなり急かされている感じはしますが、落ち着いて対応することが重要です。 手間かもしれませんが、決済方法をあらかじめ決めておくことや決済のためのアカウントやパスワードをあらかじめ確認してから購入に臨むことで落ち着いて対応ができると思います。 本題に戻って、ここでは「お支払い方法」と「お受け取り方法」の2つを選択します。 QRチケットのお支払い方法ではWeb決済できる支払方法の中から選択します。現金決済はできません。 支払方法は、「d払い」「楽天ペイ」「Yahoo!ウォレット(PayPay)」「クレジットカード」などから1つを選択します。 お受け取り方法は、選択式になっていますが「QR発券」の一択になります。 上記2つを選択後、次へ進むをタップしてください。
決済
支払方法選択が済んだら、各支払方法ごとに決済を進めてください。 ここでもチケット仮押さえの状態で、チケットのお取り置き有効時間内に速やかに決済を終わらせる必要があります。 決済が完了したら、チケット購入が正式に完了します。 もし、チケットの決済が有効時間内に終わらなかった場合は再度試合選択からやり直す必要があります。
QRチケットでのスタジアム入場
購入したチケット(QRコード)をスタジアムの入口で表示して、専用の機械で読み込んでもらうことで入場が可能となります。 基本的にはスマホのQRコードを見せて入場ですが、QRコードを紙印刷したものを読み込んでもらっても入場可能です。(スマホ不調などが疑われる場合や心配な場合以外は、紙印刷は基本的にはする必要はありません。) スマホで入場する場合は、スタジアム入場の前にスマホアプリ(Club J.LEAGUE)やブラウザでJ.LEAGUE TICKETのQRチケットの画面を準備しておきましょう。 アプリの場合は、画面下のチケットタブを開き、画面右上のマイチケットをタップすることで自動的にJ.LEAGUE TICKETが開くようになっているので、該当する試合を選択して、「QR発券」をタップして入場用のQRコードを画面に表示することができます。 ここまでくればあとは試合観戦やスタジアムのイベントを思う存分楽しむことができます!
スタジアム再入場
スタジアム再入場方法は、スタジアムや試合にもよりますが、原則的に多くのスタジアムでは退出時に再入場券が渡されますので再入場時には再入場券が必要になります。 これは紙チケットでもQRチケットでも同様です。 また、退出も再入場もスタジアムの再入場口から行う必要があります。 スタジアム外にあるスタグルを購入しに行く際などに再入場券にお世話になります。 入場には絶対に必要なので無くさないようにしましょう! 万一無くしてしまった場合は、チケットを見せて再入場口のスタッフに説明しましょう。