Jリーグは毎年1月にはリーグ戦の試合スケジュールが発表されます。
リーグが始まってしまうとあっという間に時は進んでいきます。
特に私のような遠方に在住している方でホームゲームへの観戦に多くは向かえないアウェイサポーター向けの観戦計画の立て方の一例も紹介していきたいと思います。
観戦計画を立てる意味
試合観戦は直近の試合を見に行きたいなど、見たいと思ったタイミングで現地観戦決めても特に問題はありません。 ただ、ホームから遠く離れたサポーターでは事情が異なります。 少々の遠征で日帰りで現地観戦できる敵地から、宿泊しないと観戦できないような遠方での試合もあり、基本的には直前に決めてどうにかなるようなものではありません。 そのため、いつ、どこで開催される試合に参戦するかといった情報を事前に知っておき、遠征しての観戦計画を立てる必要があると考えています。
まずは試合スケジュールを確認する
シーズンの観戦計画を立てるうえで、すべてのベースとなるものがJリーグ各クラブから公表される試合スケジュール表です。 スケジュール表がないと何も始まらないといっても過言ではありません。
試合スケジュール表の見方
スケジュール表は試合日程が記載されていることはもちろんの事、ホームで行われる試合か、アウェイで行われる試合かが記載されています。 キックオフ時間も記載されているので、デーゲームなのか、ナイターゲームなのかで宿泊遠征する場合は前泊、後泊するかを判断するのにも使用できますね。 シーズン前に発表されるものでは、最後のほうの試合はキックオフ時間が不明になっていますが、後々公表されるようになります。
試合スケジュール表を見たら、次は現実的に観戦できる試合を決定していきます。
観戦する試合を選ぶ
すべての試合を現地観戦するという強者もいますが、多くの方は年に数試合か十数試合の現地観戦であとはDAZNなど画面を通しての観戦だと思います。 ホームから遠方在住のアウェサポであれば、住んでいる場所と試合開催される場所の位置関係によってはせいぜい現地観戦に行けるのはせいぜい1桁だったりするのでスケジュールの中から実際に観戦する試合を選択していくことになります。 私の場合は、行ける距離の試合にはなるべく行くというスタンスなので(そもそも近場に行けるスタジアムが少なく、すべて現地観戦しても大した数にならないというのが大きな理由ですが)日程をカレンダーに書き込むようにしています。 そのためにどの試合に行くか選定している手順を紹介します。
- 試合日程を地図化する
- 現地観戦したい試合を選ぶ
- カレンダーに観戦する試合を書き込む
遠征先に試合を選定する手順はシンプルに3つです。 日程カレンダーを見てもどこで開催されるかといつ開催されるかの結びつきがわかりづらいので、まずはここをわかりやすく見える化します。 その方法の1つが試合日程を地図化することです。
2023シーズンのJ2を例に見てみます。(ヴァンフォーレ甲府サポ目線です) 地図化してみると、J2のクラブは地図化すると東日本に多いことがわかります。 反対に、近畿地方にJ2クラブがなくJ2空白地帯となっていることもわかります。 例えば、私はヴァンフォーレ甲府サポーターですが、現在は九州在住です。 見てのとおり、九州からヴァンフォーレ甲府のホームゲームに参加するには、片道1,000kmの道のりを通わなければいけません。 年に数試合程度であれば観戦はできますが、1試合当たりの旅費や観戦費は少なく見積もっても5万円程度はかかるので毎回というわけにはいきませんね。移動時間もかなりかかりますし日常生活にも影響は避けられません。 こうして地図化したことで、東日本のアウェイゲームに参加するにも距離があるので、現実的に九州から参加できる試合は、長崎、熊本、大分、山口、やや遠いですが岡山、徳島あたりかなということが見えてきます。 こうして観戦する試合に狙いをつけることができたら、実際に観戦する試合を選んでいきます。
地図化して観戦する試合を絞っていくことのほかにも、どうしても観戦したい試合などは日程は確認しておきましょう。 対戦相手のクラブにどうしても見たい選手がいるとか、どうしても現地で見たいダービーマッチだったりというのも、居住地域から試合会場までの距離は置いておいて観戦計画を立てるのはよいと思います。 ここまできたら、カレンダーに行きたい試合を書き込んでいきます。 私の場合の書き込むポイントとしては、行くと決めた試合に限らず、行きたいと思った試合や行ける試合を書き込むようにしています。 行くと決めた試合に行けなくなったり、代わりに別の試合に参戦することにしたなど個人的な予定の変更はどうしても発生するものなので、広めに観戦計画を立てておくと不測の事態が発生したときに対処ができます。
あとは、試合日が近づいたらチケットを購入し、遠征スケジュールを立てて試合日を待ちましょう。 宿泊が必要な場合は宿の確保も忘れずに。国や地方の旅行割引が使える場合は申し込むこともぬかりなく。 現地までの移動したら、試合を思いっきり楽しみましょう!