Jリーグを観戦する方法は大きく分けると3つの観戦方法があります。
1つは、スタジアムで直接試合を見る「現地観戦」です。
2つ目は家やスポーツバーで無料で映像を通してみる「テレビ放映」、
そして、3つ目はインターネットなどを通じて有料で映像を通して試合を観戦する「サブスク(サブスクリプション)」の3つの観戦方法があります。
このうち、DAZN(ダゾーン)は3つ目のサブスクに該当します。
DAZNは有料ではあるものの、多くのライト層から熱狂的なJリーグサポーターが加入しています。
今回はそんなDAZNに興味を持っていただき記事を開いていただいた方に向けて、DAZNとは何ぞや、DAZNにはどんなプランがあるのかについて近年の価格改定にも触れながら丁寧に解説していきたいと思います。
また、お得なプランについても紹介していきたいと思います。
この記事でわかること
・DAZNの契約プランの違い
・DAZNの契約料金
・DAZNのお得な契約方法
・DAZNの契約料金
・DAZNのお得な契約方法
DAZNとは
DAZNの概要
DAZNは2016年に翌年からのJリーグ放映への参入を決定し、2017シーズンからJ1からJ3までのすべてのリーグ戦の放映をしている日本で唯一のコンテンツとして配信が始まりました。 また、リーグ終了後に行われるJ1昇格プレーオフや入れ替え戦なども放映され、シーズンを最初から最後までDAZNだけで楽しむことができるようになりました。 それまではスカパーなどでJリーグを楽しむことができましたが、すべての試合を放映していたわけではありませんでした。 DAZNが参入したことで、ホームもアウェイもJリーグ視聴がよりしやすくなり、サブスクでJリーグを楽しむという文化をサポーターに根付かせるなど大きな変化をもたらす結果となりました。 また、DAZNはJリーグの放映権を2033年まで購入しており、当面はJリーグ視聴といえばDAZNという時代が続きそうです。 ※サブスクとは、英語で「サブスクリプション」の略で、毎月もしくは毎年定額を支払うことで、コンテンツを楽しむことができるサービスの事です。
DAZNで視聴できるコンテンツ
DAZNでは、Jリーグだけではなく海外サッカーやプロ野球、バスケットボール、ゴルフ、テニス、モータースポーツなど上げていくときりがないくらいのコンテンツも楽しむことができます。 私の家族はプロ野球好きなので、よくDAZNで試合観戦をしていますし、私もときどき日本人選手が出ている海外サッカーなどを楽しんだりしています。
DAZNならではのJリーグ視聴
DAZNではサブスクならではのJリーグ視聴の楽しみ方ができます。たとえば、以下のようなものがあります。
- リアルタイム配信はもちろん、見逃し配信でも視聴ができる/見たいシーンを戻して視聴できる
- ハーフタイムや試合終了後に試合の分析や注目選手の振り返りなどを楽しむことができる
- 実況や解説を聞きながら試合観戦できる
- スマホやパソコン、タブレットやテレビなど画面となる媒体であればなんでも視聴できる
- 1つのアカウントで複数媒体で同時視聴ができる
他にもまだまだDAZNならではの楽しめるポイントがあり、詳しくは別記事に纏めていますのでよかったら覗いていってください。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
DAZNの契約体系
DAZNは2023年2月より新たに視聴プランを2つに分割しての運用を開始しました。
DAZN Standard:フルサービスのプラン
1つ目は「DAZN Standard」で、こちらのプランではDAZNが提供するすべてのコンテンツを堪能することができます。2023年の新プラン導入以前もすべてのコンテンツを視聴できるプランしかなかったため、これまで通りの契約が「DAZN Standard」という名前を付けられました。
DAZN Grobal:配信コンテンツを絞ったプラン
2つ目は「DAZN Grobal」で、こちらは一部のコンテンツに絞って視聴が可能なスモールプランとなっています。 サッカーや野球などといったメジャーなスポーツの観戦をすることができず、コンテンツはかなり絞られてはいるものの価格もDAZN Standardと比べて大幅に安く設定されており、自分が見たいコンテンツがDAZN Grobalに含まれているのであればこちらのプランを選択しても良いでしょう。 本記事では、DAZN Grobalは、Jリーグが見られないということもあり、これ以上言及しません。
DAZNの契約プランについて
DAZN Standardの契約プランは大きく分けて年間プランと月間プランがあります。 どちらも契約日を1日目として、年間プランは365日(閏年は366日)、月間プランは1か月間コンテンツの視聴ができ、以降は満期翌日に自動的に更新され続けます。 契約解除もいつでも可能ですし、契約解除しても支払った期間は視聴することが可能です。代わりに途中で解約したからと言って返金はありません。 DAZN Grobalプランは月間プランのみとなっています。
DAZN Standard:月間プラン
2023年時点での月間プランは、税込みで月3,700円で契約が可能です。 以前は、ドコモやAUでスマートフォンなどの通信契約している人に向けてDAZN割引プランなどもありましたが、現在はサービス終了やサービスが継続していても一律で月間プランは3,700円となっており、お得なプランといったものは軒並み終了したといえる状況です。 支払方法による月額が異なっていますので参考にしてみてください。
- 3700円で視聴できる支払方法
- クレジットカード、デビットカード、PayPal、キャリア決済、DAZNプリペイドカード、DAZNチケット
- 3800円で視聴できる支払方法
- ApplePay、GooglePay、Amazonを経由した支払
値段を見てのとおり、アプリ内課金での支払いは100円高くなるため、クレジットカードやキャリア決済などでの支払いがおすすめです。 コンビニなどで買えるDAZNプリペイドカードでの視聴も候補にしてもよいです。
月間プランならではのシステム:一時停止機能
DAZNの月間プランには一時停止機能というものがあります。 (動画を停止するような機能にも聞こえますが、もちろんプランに寄らず動画の停止はできますしそういうことではありません) 月間プランにおける一時停止機能は、最長6か月まで契約の更新を停止することができ、好きな時に再開できるといった機能となっています。 例えば、11月末にシーズンが終了し、翌シーズンが始まる2月末に改めて契約を再開するなどが可能です。視聴する予定がない3か月間は支払いが発生しないので一時停止機能を使うことで無駄払いを防ぐことができます。 一時停止をした結果、見るのをやっぱりやめたいといった場合はそのまま退会申請をするなんてことも可能です。 一時停止機能をうまく利用することで、節約できるので有効に使えますね。
DAZN Standard:年間プラン
2023年時点での年間プランは、税込みで年額30,000円となっています。 月間プラン、年間プラン共にではありますが、ここ数年で値上げが続いています。 2年前までと比べて年間プランではおよそ1.5倍、月間プランはおよそ2倍となっています。 過去の値上げについては別記事を参照ください。
月間プランと年間プランのどちらを契約するか悩んでいる方は、下記を参考にしてみてください。
DAZN Standard | 契約期間 | 必要費用(税込) |
---|---|---|
年間視聴パス(一括払い) | 1年間 | 27,000円 |
年間プラン(一括払い) | 1年間 | 30,000円 |
年間プラン(月々払い) | 1年間 | 36,000円 |
月間プラン | 12か月 | 44,400円 |
月間プラン | 10か月 | 37,000円 |
月間プラン | 9か月 | 33,300円 |
年間プランと月間プランのそれぞれ12か月、10か月、9か月の契約にかかる費用を比較してみました。 最強の割安である年間視聴パスについては次の章で説明します。 月間プランの12か月は契約しっぱなしの場合、10か月はシーズン開始から終了まで(2月下旬~11月下旬+プレーオフ)を想定した期間、9か月はシーズン開始から終了までを想定した期間として比較しています。 シーズンの日程によっては9か月では足りない場合もありますが、月間プランなので10か月目の契約をするかどうかは試合日程やクラブの状況を見てギリギリでの判断も可能です。 また、年間プランでも一括払いと月々払いで年間6,000円の差額は発生するので可能であれば一括払いのほうがお得です。 比較の結果、Jリーグをシーズンを通して視聴する場合は、年間プランが最安となります。 シーズン途中から契約を始める場合は、月額プランから契約を初めて、シーズンオフに契約を一時休止して、翌シーズン開始時に年間プランに乗り換えるというのもおすすめです。
DAZN Grobal:月間プラン
DAZN Grobalは月間プランのみとなっています。
最強のお得プランDAZN年間視聴パス
シーズンを通してJリーグを楽しみたい方であれば、年間視聴パスを購入することをお勧めします。 年間視聴パスは同じStandardプランの中でも、年間の視聴額が最安だからです。 値段を含めて、DAZN年間視聴パスの特徴は以下のような感じです。
- DAZN年間視聴パスの特徴
- Standard年間視聴プランの中で最安(27000円。通常の年間プランより3000円安い。)
- Jリーグオンラインストアかクラブの公式オンラインストアもしくはクラブ公式ショップから購入可能
- クラブ別パスで購入すれば購入費用の一部が購入したクラブの強化費に還元される
(Jリーグ共通パスで購入した場合はリーグへの強化費還元は無し) - 期間限定発売。コードの入力期限あり。
- 支払いは一括払いのみ
DAZN年間視聴パスのメリットとしては、値段が最安であることは外せません。 また、視聴パスは「Jリーグ共通パス」と「クラブ別パス」の2種類発売されていますが、クラブ別パスを購入することで、購入金額の一部がクラブの強化費に還元されるため、推しのクラブがあるのであればクラブ別パスの購入でクラブに貢献することができます。ちなみにどちらのパスを購入しても値段は変わりません。 購入場所についても、DAZNのHPからは購入できないため、Jリーグかクラブのオンラインストア、もしくは町のクラブ公式グッズショップで購入してください。 注意点としては、期間限定発売であることです。 例えば、DAZN年間視聴パス2024の発売は2023年10月2日から2024年3月31日までです。 (上記はJリーグの販売期間です。クラブによっては短く設定されていることもあります) 視聴パスが売り切れることも注意しなければなりませんが、もう一点の注意点としては購入した視聴パスの視聴コードの入力期限が設定されていることです。入力期限を過ぎてしまうと視聴コードが使えなくなり無駄になってしまいます。年間視聴パス2024でいえば、2024年5月5日がコード入力期限です。 契約更新前にコードを入力していれば、更新日に自動的にコード入力したライセンスが適用されるため事前に備えておくことをお勧めします。
DAZNの支払いについて
DAZNでは、複数の支払方法が可能です。簡潔に紹介していきます。
一般的な支払方法
特段説明するようなものではないかもしれませんが、 DAZNはクレジットカード、デビットカード、PayPalやスマートフォンなどのキャリア決済での支払いが可能です。 また、ApplePayやGooglePlay、Amazon経由といったアプリを経由しての支払いも可能です。アプリを経由した支払の場合、クレジットカード払いと比べて価格が変わる場合があらかじめ値段を確認することをお勧めします。 一般的な支払方法は、年間一括払いと毎月支払いに対応しています。
DAZNプリペイドカード/DAZNチケットでの支払い方法
DAZNプリペイドカードとDAZNチケットは名前こそ異なるものの、 プリペイドカードはコンビニや商業施設など店舗で現物のカードを購入するもの、 チケットはオンラインショップで購入するプリペイドカードといった違いくらいで どちらも前払いという点では共通となっています。 一般的な支払方法との違いとしては、前払いでカードやチケットに記載のあるコードをDAZNのサイトで入力したタイミングで契約を始めることができるということと、料金プランが細分化されているという違いがあります。 料金プランには以下のようなものがあります。
契約期間 | 料金 |
---|---|
1か月 | 3,700円 |
3か月 | 10,000円 |
6か月 | 18,000円 |
12か月 | 30,000円 |
1か月契約の価格は月間プランと同額で、12か月の価格は年間プランと同額となっています。 プリペイドカード/チケットでの支払いの最大の特徴といえるのが価格帯で、 3か月(10,000円)と6か月(18,000円)では月間プランと年間プランの中間の価格帯での契約が可能となっています。 これらをうまく使うことで、お得にDAZNを視聴することが可能なので一つの選択肢としてみてはいかがでしょうか。
年間視聴パスでの支払い方法
年間視聴パスにおいてもDAZN Standardの年間プランと同額の年30,000円(税込)となります。 年間視聴パスはさまざまなスポーツ団体などとコラボしており、支払金額は年間プランと変わりませんが、コラボしているスポーツ団体に一部還元されます。 年間プランとのその他の違いとしては、年間視聴パスはカードタイプの商品で、カードに書かれているコードを入力して視聴する必要があります。 Jリーグ年間視聴パスもDAZN Standardの年間視聴パスの1つで、クラブごとに取り扱いがあります。 Jリーグ年間視聴パスでは、支払い費用の一部がクラブの強化費等に還元されるので、サポートしているクラブがあればJリーグ年間視聴パスの購入もおすすめです。 こちらのパスの購入メリットは他にも、クラブのオンラインショップでのグッズ購入割引クーポンがついてくるなどクラブごとに異なりますがお得なことがあります。 ほぼすべてのクラブ(2023年度はすべてのクラブ)で発売しているのもよいですね。 注意点としては、「毎年購入期間が限定されていること」「視聴パスのコード入力には期限が設定されていること」「視聴パスは数量限定で、競争率が高いこと」にあります。 発売時期については、これまでの傾向からJリーグのオフシーズン(おおよそ1月中旬)に発売が開始されていますが、数量に限りがあるため競争率が高いのでクラブ公式HPやSNSなどをチェックしておくことをお勧めします。 購入できなかった場合も、再販されることもありますのでどうしても欲しい方は見逃さないようにしましょう。それ以外で年間パスを購入する場合は、通常の年間視聴パスを購入することになります。 また、Jリーグ年間パスで視聴したい場合は、シーズン中は月間プランを契約して、翌シーズン前にJリーグ年間視聴パスに乗り換えるという方法も可能です。 年間視聴パスを契約していても、コードを入力することで現在の契約更新のタイミングからJリーグ年間視聴パスに切り替えることも可能です。 ちなみに、毎年Jリーグ年間視聴パスを更新する場合は購入しなおす必要があります。
期間限定特別料金プラン
不定期でDAZNはお得に視聴できるキャンペーンを開催しています。 例えば、2022年6月17日~30日にかけて、通常の年間パスの料金(月間プランでは9か月分の料金)27,000円で、通常の12か月ではなく、14か月分視聴できるお得な父の日キャンペーンをやっていました。 同キャンペーンでは、5か月分の料金15,000円で6か月間視聴できる(実質1か月間無料)にもなっているので、まずは、シーズン終了まで視聴してみるなどであれば少しお得に購入できるので検討の余地はあると思います。 こちらは、プリペイドカードでの期間限定発売となっています。 キャンペーンは不定期なので、申し込もうか悩んでいるときに見つけたらラッキー程度に考えておくのが良いかもしれません。 また、年ごとに価格が上がるなどの変動もありますので、あくまで参考程度に思っておいてください。
1か月無料視聴(終了)
2022年2月まで1か月無料視聴体験ができたのですが、以降無料体験サービスは終了しています。 今後、復活する可能性もなくはないですが、当面は期待できそうにありません。
3か月無料コード:(お友達を紹介して1か月無料コードをゲット)
1か月無料視聴は終了していますが、2023年現在、DAZNに知り合いを紹介するための3か月無料招待コードが当たるキャンペーンが開かれています。 必ず3か月無料となるわけではなく、応募して当選した場合に紹介した方が3か月無料で視聴でき、紹介した方が新たにDAZNに加入した場合に、紹介した方が1か月無料となるコードを獲得することができます。 当選確率は不明ですが、加入を考えている知り合いがいれば当たったらラッキー程度に考えて応募してみるのも良いかもしれません。
DAZNを契約するか迷っている方へ
年間プランで考えても年間30,000円というのは決して安いとは言えません。 プランによりますが、格安スマホの通信料でも、DAZNの半額未満というのも少なくないです。 この30,000円を払ってよいと考える基準は、押しのクラブの試合をどれだけ見たいかだといえるでしょう。 30,000円といえば、ホームの試合でいえばおよそ10試合程度、アウェイへの遠征で考えると1~3試合程度の料金になります。 年間の試合は2024シーズンベース(各カテゴリで20クラブ)で考えると、Jリーグの各カテゴリで年間38試合が行われます。 ホーム、アウェイ含めてすべての試合を現地観戦することは難しいこと、可能な限りすべての試合を現地観戦もしくは視聴したいというサポーターの欲求を満たすにはいつでもどこでもネットワークと視聴媒体さえあれば観戦できるDAZNの存在は大きいです。 もちろん、押しのクラブ以外のJリーグの試合やプロ野球など他のプロスポーツ観戦や、ジャッジリプレイ、やべっちスタジアムなどの視聴もできますが、押しのクラブの試合をどれだけ見たいかというところで契約するかを考えてよいと思います。 今は確実に加入できる無料プランはありませんが、月間プランなどから短期間で視聴してみてから継続するか判断してみるのも1つの手ですよ。
まとめ
DAZNの各種プランの種類と料金についてまとめると下記のようになります。
プラン | 料金(税込) |
---|---|
Standard:月間プラン | 3,700円/月 |
Standard:年間プラン(月払い) | 3,000円/月 |
Standard:年間プラン(年払い) | 30,000円/年 |
Standard:プリペイド(3か月) | 10,000円/3か月 |
Standard:プリペイド(6か月) | 18,000円/6か月 |
Grobal:月払い | 980円/月 |
Jリーグは例年2月末に開幕し、昇格プレーオフが行われる11月末~12月中旬ごろまでおよそ10か月程度シーズンが続きます。 プレーオフなしにしても9か月程度なので、シーズンを通して視聴することを原則とすれば年間プランでの契約をお勧めします。 年によっては、昇格プレーオフがなかったり、シーズン終了時期が前後したりするので一概に言えないところもありますが、途中解約等を考えないのであれば年間プラン一択で考えておいてよいかもしれません。 ワールドカップが11月に開かれる2022年シーズンでも開幕戦が2/18、最終戦が11/5と8か月半程度となるため、すべて視聴するには9か月間の契約が必要なので月間プランと年間プランで費用は変わりません。 アウェイサポーターもホームサポーターもすべてを現地観戦するのは難しいので、家で視聴といったときに視聴する手段の1つとしてDAZN活用の参考になっていれば幸いです。
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DAZNでのJリーグ観戦でお得なこと